金プラチナ銀(貴金属)を素人が一番高く売る方法。ネットジャパンの買取査定価格で価格交渉が正解!

ネットジャパン_買取価格(業者向け)買取店
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けいぞう(@affizou1) 株式会社けいぞう 代表取締役1976年12月生まれ、埼玉育ち。買取専門店のオーナーとして、金・プラチナ・ダイヤなど貴金属、ヴィトン・シャネル・ロレックスなどブランド物をはじめ、カメラ・切手・テレカ・鉄瓶・刀など、数千点の買取査定の実績を持つ。買取業者がいくらで買い取りいくらで現金化してるか内部事情に精通。その知見をもとにあなたの大切な宝物を一番高く売る方法について発信中。

あなたが金プラチナ銀(貴金属)を一番高く売る方法は、結論、ネットジャパンの買取査定価格で価格交渉するです。

買取店が、お客さんから買い取った貴金属の卸先(=売り先)として、ネットジャパンを利用するケースが多く、あなたがネットジャパンを利用することで、貴金属買取業者の卸値に近い金額で貴金属を売ることができます。

けいぞう
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日本で一番買取店の激戦区である御徒町で、私がお客様から預かった、

  • 2カラットダイヤリング
  • 200グラムの18金喜平ネックレス

を10店以上ハシゴして査定依頼した時も、ネットジャパンが最高額の査定結果でした。

私自身、日々お客様の貴金属を査定する時は、ネットジャパンの価格表をもとに査定しています。

あなたに金プラチナ銀の相場感が無くても、記事内容を実践するだけで査定金額が万単位で変わりますので、 近所の買取店に売りに行く前に絶対やってください。

けいぞう
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ちなみに、私はネットジャパンから紹介料を一切頂いておりません^^

金プラチナ銀(貴金属)を素人が一番高く売る方法はネットジャパンの買取価格で価格交渉する事。手順で解説!

まず初めに、ネットジャパンのサイトにアクセスします。

上記のようなTOPページが表示されるので、そのまま画面スクロールすると本日の価格情報<業者様向け>が出てきます。

ネットジャパン_買取価格(業者向け)

<業者向け>となっているこちらの価格は、私のように古物商許可証をもってる業者専用の価格で、一般の人には適用されません。

一般の人に適応される価格を見るには、『一般買取価格はこちら』をクリックします。

すると、下図のような本日の買取価格(一般向け)が表示されます。

ネットジャパン・一般向け貴金属買取価格

この表のうち、買取金額として実際に適応される金額は『金スクラップ』『Ptスクラップ』『銀スクラップ』『金・プラチナコンビ』の下に表示されている金額です。

けいぞう
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指輪やネックレスなどは、スクラップして再利用するため、スクラップの手間賃が引かれた金額になります。

なお、こちらが古物商許可証を持っていない一般の方(=あなた)に適用される買取価格ですが、一般の方=取引量が少ない=手間がかかるため、残念ながら、業者向けの価格よりも安くなります。

例えば、金スクラップのK18(18金)の1グラムあたりの買取価格を、業者向けと一般向けで比較すると、

  • 業者向け・・・6373円/g
  • 一般向け・・・5951円/g

となり、1グラムあたり422円、業者向けの方が高く設定されています。

あなたの貴金属のネットジャパンでの売値を調べ方

例えば、K18と刻印された18金の指輪をもっていて、ご自宅の料理用の計りでリングの重さを計ったら5グラムだったとします。

買取金額を計算する場合、まず金スクラップの『K18』(下図の赤枠)の金額をチェックします。

上図の場合、5951円/gとありますので、この日の買取金額は、1グラム5951円(税込)になります。

よって買取金額は、

5951円×5g=29755円(税込)

となります。

もしあなたがこの日に、18金リング5グラムをネットジャパンで売ったならば、29755円を現金でもらえます。

そして、あなたの近所の買取店のほとんどは、この金額を上回る金額を初回から提示できません。

けいぞう
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なぜなら、折込チラシ、人件費、テナント代、ロイヤリティなどの固定費が高く、利益を獲得する必要があるからです。

しかし、ネットジャパンの買取金額で価格交渉することで、買取金額をネットジャパンの単価に合わせてくれる可能性があります

なぜなら、買取店としては、たとえ薄利でも利益が出るなら買い取った方が得であり、ネットジャパンの一般向け価格で買取ができれば、ネットジャパンに業者価格で売却して利益が取れるためです。

ただ、あなたの近所の買取店が、 ルール上、買取単価が固定化されている等で価格交渉NGになる事もあります。

その場合、売りたいものが金プラチナダイヤだけならネットジャパンの宅配買取を利用するか、DM頂ければ、ネットジャパンの一般向け価格+αの金額で買い取らせて頂きます。

一方、売りたいものが、金プラチナダイヤだけでなく、ブランドバッグ、時計、着物、カメラ、香水、お酒、金券、切手、鉄瓶、刀など多岐に及ぶ場合は、個人的にはバイセル一択です。

けいぞう
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なぜなら、バイセルは、ネット中心の事業展開により少ない固定費で全国展開していて、利益をお客さんに還元しつつ、全国展開ゆえに取引実績が豊富で、骨董品、古銭、着物などの難易度の高い商品の査定知識が溜まっており、正しい査定知識をもとに高く買ってくれる可能性が高いからです。

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ケース1:貴金属のリングにエメラルドやサファイヤなどの色石が付いている場合

値段のつかない色石が付いている貴金属リングの査定は、色石の重さを目分量で差し引いて査定されます。

この『目分量』がクセモノで、買取店にとって、確実に利益が取れる『安全な重さ』を前提に目分量されるため、実際の地金の重さよりも軽い重さで査定される可能性が高いのです。

例えば、18金リングなら1グラム5000~6000円での買取額になりますが(記事執筆現在)、査定担当者の目分量によっては地金の実際の重さよりも2~3グラム軽く見積もられる可能性が高く、それだけで、10000~20000円安く買い取られてしまう可能性があります。

買取店も商売で赤字にならないような査定になるため仕方ない事ですが、もう手放すことを決めている値段がつかない色石が付いているリングなら、査定の段階で色石を外してもらい、地金だけにした状態で査定してもらうと良いです。

買取店のバックヤードには、色石を外すためのニッパなどの工具があるので、言えばすぐに外してもらえます。

色石は1粒がよほど大きくなければ、大きな査定金額にならないのが実情で、色石の価格はついても数百円から良くても数万円程度。

手放すことを決めているなら、査定担当者に『この色石は値段つきますか?』ときいて、『付きません』とか『付いても数百円です』と言われる場合は、色石を外してもらった方が、査定金額が高くなる可能性が高いです。

けいぞう
けいぞう

色石をニッパで外す=金属部分をネジ曲げるため、基本的に二度と元の状態に戻りません。

思い出ある大切なリングゆえに抵抗があるかもしれませんが、特に大粒の色石でない、色石のカラットが刻印されていないリングの場合、買い取った瞬間に、バックヤードで色石を外す作業を行うのが実態です。

であれば、査定前に色石を外してもらい、より実態ベースで査定してもらった方が良いと考えます。

逆に、エメラルドなど色石の中でも特に希少性が高い色石で、1粒が大きくリングにカラット数が刻印されている場合は、それなりの査定金額が付くため外さずに査定してもらった方が良いです。

また、ダイヤモンドの査定は色石とは全く別ものになります。

カラットごとに、カットの美しさ、透明度(クラリティ)、色(カラー)の3指標ごとにそれぞれグレードがあり、それらの組み合わせで買取相場が決まっています。

1粒1カラット以上になると、数十万円から数百万円の査定金額になります。

ただし、小粒のダイヤ(メレダイヤ)がちりばめられたリングの場合、トータル1カラットであっても、+1000円みたいな感じで、査定金額は高くなりません。

ケース2:刻印がないなど、貴金属かどうか分からない場合

海外で購入した貴金属や金の入れ歯など、K18などの刻印がなく、金かどうか分からない場合は、後述する方法で貴金属を判定します。

判定手段の1つに比重計で貴金属の割合をテストする工程があるのですが、比重計の結果が、クーラーの風など、ちょっとした空気の流れで値がかわったりするので、比重計はK14判定だったとしても、買い取った貴金属をネットジャパン等に売る際、K9判定される事も実際にあり、安全をみてK9判定で査定することがあります。

なので、本当はK14で取引されうる金属がK10で買い取られる可能性があるということです。

とはいえ、これは買取店側も買取リスクが高く、売り手としても対策がないため、手間はかかりますが、複数の買取店で見積をとって、その中で一番高い業者に売るのが良いです。

【参考】貴金属の判定方法

貴金属は磁石に反応しないので、まずは磁石棒にリングやネックレスを近づけてくっ付くかテストします。

磁石棒にくっ付かない場合、貴金属の可能性があるので、次に試金石で貴金属かどうかを判定します。

試金石にその金属をこすりつけ、こすり跡に硝酸をたらし、跡が消えるか否かを確認します。

消えなければ貴金属の可能性が高いと判断し、最後に比重計を使って金やプラチナの割合を測定する流れになります。