AIモードの出現によるリスティング広告アフィリエイトの今後について!

記事を書いている人 (@affizou1

・株式会社けいぞう 代表取締役(現在9期目)
・アフィリエイト歴10年超
・リスティング広告で月利1000万超
・TikTok広告で月利300万超
・SEOで月900万超
コンサル実績多数

実績&プロフィールの詳細

結論、SEOアフィリエイトについてはオワコンに近づく一方、リスティング広告はオワコンにならないと、個人的には考えています。

なぜなら、リスティング広告=グーグルの一番の稼ぎ頭であり、グーグルとしてはリスティング広告の収益を最後まで死守するはずだからです。

まずはじめに、AIモードの概要について、ググれば出てきますが、あえてザックリ言うと、

  • 検索画面の全部がAIで作られたコンテンツで埋まる
  • これまでの検索体験と異なるのは、例えば、『ミュゼとは』で調べた後に、『ミュゼ 料金』で調べ、そのあとに、『ミュゼ 口コミ』で調べるみたいに、従来、知りたい情報を知るためには、複数回の検索が必要だったのが、AIモードの画面で、一発で、ぜんぶ知りたい情報が網羅的に表示される

という世界観になります。

AIモードの出現によりSEOアフィリ=オワコン、の論調が強まっていますが、『脱毛サロン おすすめ』など、人気・おすすめ・比較・ランキングを伴う、いわゆる『アフィリエイト花形キーワード』は、通常の検索結果画面では、どのページも中身がほぼ一緒で、検索体験としては宜しくなく、 AIにとって代わってしまう可能性があり、SEOアフィリエイトは、さらに戦い方が厳しくなると個人的に考えています。

しかし、リスティング広告はオワコンにならないと考えています。

なぜなら、グーグルの総広告収入の内訳として

  • 検索広告が60%
  • ネットワーク広告が10%
  • YouTube広告が10%

ということで、圧倒的に検索広告が稼ぎ頭なので、1営利団体であるグーグルとしては、検索広告の収益を最後まで守るのは目に見えています。

なので、従来の検索であれ、AIモードであれ、その結果画面の上下に、もっとも馴染むテキスト形式の広告、つまりリスティング広告を表示させる事は、AIモードが出現しても継続される可能性が高いと予想されます。

AIモードの利便性が高ければ、利用者が増えて、リスティング広告全体のインプレッションが増えるので、逆に、リスティングプレーヤーには有利になりえる可能性があるかな、と思います。

一方、オワコン化したSEOアフィリプレーヤーが、リスティング広告アフィリエイトに転身する流れは、ここ数年で特に強く肌で感じていて、この流れが一層強くなるので、そういう意味ではリスティング広告アフィリの競合度合が強くなる懸念も考えられます。

また、私の感覚ですが、AIモードで、キーワード入力だけで知りたい全ての情報に一発でアクセスするには限界があると感じています。

例えば、『脱毛サロン 料金』でAIモードで検索すると、あらゆる脱毛サロンの料金が網羅的に表示されてしまう可能性があり、より知りたい情報をえるために、ユーザーは、キーワードではなく、文章形式での入力の割合が多くなると予想します。

その場合、リスティング広告は、出稿キーワードを設定し、それに近いキーワードで検索されたときに、自社の広告を出稿する流れになりますが、文章形式での入力の割合が多くなった場合、広告管理画面で設定した出稿キーワードと、ユーザーが検索窓に打ち込んだ文章のそれぞれの意味が、ズレる、または、ぼやけてしまうと予想しています。

となると、より出稿キーワードの意味よりもシグナル学習が反映される『インテントマッチ出稿』の広告パフォーマンスが高まるのではないか、と考えています。

1つ免責ですが、これから語る情報は、すべてけいぞうの個人的予想であり、確定情報でも何でもありませんので、ご了承ください。