tiktok広告で出稿した動画広告の運用方法について、未経験から3か月で月利200万稼いだ時に実践した方法をそのまんまご紹介します。
稼ぐ上で一番大事なのが動画クリエイティブの品質ですが、運用とメンテナンス次第で、同じ動画クリエイティブでも最終的に残る利益が変わるため、運用とメンテナンスも非常に重要です。
あなたの稼ぎの参考になれば嬉しいです。ご参考下さい!
tiktok広告アフィリで稼ぐための広告運用方法!未経験から3か月で月利200万稼いだ手法をそのまま暴露!
1.縮小・撤退基準の設定
まずはじめに、ROASや目標CPAをベースに、『縮小・撤退基準』を設定し、赤字リスクをコントロールし、安定したメンタルで運用し続けられる環境を作ります。
目標CPAは、例えば、アフィリエイト報酬10000円の案件なら8000円程度に設定します。
この場合、1コンバージョン(以下CV)あたり、2000円の利益です。現実的かつ『これだけの利益が欲しい!』という金額になるよう目標CPAを設定します。
(ⅰ)縮小基準(キャンペーンまたは広告セット単位)
キャンペーンが赤字(ROAS※が100%未満)の場合、翌日、そのキャンペーンの日予算を半分にします。
ただし過去3日間・過去7日間等でトータルで黒字の場合は様子を見たり、逆に、著しく成約しない雰囲気を察知したら、予算縮小ではなく、一時停止するケースもあります。
(ⅱ)撤退基準(キャンペーンまたは広告セット単位)
直近の運用成績で、目標CPAの2倍の広告費が消化しても0CVの場合、キャンペーンを一時停止(=そのキャンペーンは撤退)します。
ただし、CTRが0.3以下など著しく広告成績が悪い場合、より早く一時停止するなど、臨機応変に対応します。
(ⅲ)撤退基準(案件単位)
私の場合、トータルの赤字が3~10万円を超えた時点で、その案件から完全徹底します。
案件の可能性や、実際に回してみての肌感で幅を持たせています。『3~10万』は私の価値観・予算感で決めているだけですので、自由に決めて下さい。
撤退基準を予め設定しておくことで、メンタルに左右されない安定的な判断・運用ができるようになります。
株投資で大負けしないために損切ラインを設定するのと、同じ考え方です。
2.出稿後のデータ分析と運用方法
効果的にtiktok広告を運用するためには、見るべき指標とそれぞれの意味合いと分析方法を知っておく必要があります。
詳しくは以下の記事でまとめていますので、まだご覧になっていない場合は、ご覧になってから、以降、読み進めて下さい。
tiktok広告の日予算とCVRの関係
まずはじめに、過去、tiktok広告で出稿量が多いアフィリエイト案件の『成約しやすい人の属性(年齢・性別・趣味・思考・行動パターンなど)』をtiktok広告がAI学習により把握しているのは間違いありません。
その上でtiktok広告は、この把握している情報を活用し、日予算を低くすればするほど、imp数は少なくなる一方、よりCVに近い属性に広告を出稿してくれる仕組みになっています。
逆に、日予算を拡大すると、CVに遠い属性にも広告出稿されるようになり、『CTRが下がり、かつ、CPMが高騰』し、CVRが下がるという逆行現象がおこります。
日予算5000円で3CV取れていたのに、日予算を20000円にしたら0CVになった、みたいな現象はtiktok広告アフィリでは日常茶飯事です。
この仕組みを踏まえ、tiktok広告アフィリで『爆益に繋がる動画広告』は、『広い属性に対してCVRの高い動画広告』です。
これを作れると、日予算を拡大してもCTRが下がりにくくCPMも高騰しにくく、CVRがキープされるため、爆益に繋がるからです。
例えば、動画のFVで『おでこの薄毛が気になるサラリーマン必見』という訴求の場合、『おでこ・サラリーマン』と属性が絞られているので、属性にマッチした人からの成約が取れるため、分母が小さい分、比較的少ない日予算で稼げるため手堅い戦略です。
一方、日予算を上げると、ターゲティングが拡がり、訴求とずれた属性に広告表示されてしまいROASが悪化すするため、日予算も上げずらい状況になります。
逆に『薄毛が気になる人必見』という訴求の場合、属性が広く、誰にでも当てはまる分、訴求が広く・浅くなり、視聴者に刺さりにくくなる傾向にあります。
これら2つの良い所取りである『抽象度が高く、CVRも高い』動画広告を、 クリエイティブの力で作ることができれば、日予算を大幅に上げて、オーディエンスを拡大させても、それに耐えられるため、爆益に繋がりやすいです。
そういう意味では、『良いものを安く買いたい』ニーズは、属性問わず共通ゆえに、価格訴求は爆益に繋がりやすいです。
特に、
『〇〇買わなきゃよかった、なぜなら、この動画からならこれだけ安いから』
の訴求は、良いものを安く買いたいニーズを満たしている上、商品サービスの否定から入るため広告臭がしないのと、商品サービスへの期待値が低い所から説得できるので、動画の中で期待値コントロールができ、成約に繋がりやすくおすすめです。
この訴求は多くの案件で採用されている鉄板表現です
日予算の運用方法
初出稿の場合、
日予算=『目標CPAの金額』
から出稿開始し、CVするかテストします。
堅調にCVして、例えばその日の午前中に、設定日予算の2倍以上のアフィリエイト報酬を獲得できた場合、その日の午後は、以下の条件で日予算を上げ続けていきます。
・日予算=『その日獲得したアフィリエイト報酬の半分』になるよう随時上げる ※ROAS200%確定
例えば、アフィリエイト報酬が10000円、日予算20000円、午前中の時点で5CVの50000円の報酬が確定していた場合、すでに日予算の2.5倍のアフィリエイト報酬が確定しているので、この場合、日予算を20000円から25000円(獲得したアフィリエイト報酬50000円の半分)に上げていきます。
この時点で、この日は、最低でもROAS200%以上の収益が確定します。
さらに1CV決まり6CVになった場合、アフィリエイト報酬は60000円なので日予算をその半分の、25000円→30000円に上げていきます。
1CVする度に、この例であれば、日予算を30000円→35000円→40000円→・・・と上げ続けていきます。
また、その日の広告運用成績がROAS200%を達成した場合、翌日の日予算設定を2倍に設定します。
上記例ですと、前日の開始日予算が20000円でROAS200%を達成したので、翌日の日予算は2倍の40000円に設定します。
ただし、平日でROASが、80%→250%→70% みたいに安定しない場合は、2倍にあげずに1.5倍にしたり、日予算を上げずに様子を見ることもあります。
この辺りは、肌感覚と経営判断による部分でマニュアル化が難しいです。
絶対的なルールはないので、あなたなりにテストしてみて、あなたにぴったりの運用方法を確立するのが良いです。
また、投資と同じで、黒字を伸ばすよりも、赤字を最小限にする運用が大事。一方で、ある程度リスクも取らないと機会損失に繋がるため、このバランス・見極めが腕の見せ所です!
CVの勢いを感じられる(=数時間ごとにCV数に動きがあり、CPM・CPCの値も良好)なら上記ルールよりも強めに日予算を上げて(場合によっては一気に日予算20万に上げる、など)、逆にCVの勢いが弱い(=CV数の動きが鈍い)と感じた場合は日予算を上げずに静観、もしくは、日予算を落とす・キャンペーンを一時停止するなど、臨機応変に対応します。
CVに基づく動画広告の運用方法
1キャンペーン・1広告セット・3動画のキャンペーン設計をしている事を前提に解説します。
まず、出稿開始後1日経過したタイミングで、3動画それぞれの数値をみて、
- (ⅰ)CVしない
- (ⅱ)CVするがCPAが合わない
- (ⅲ)3動画を比較してCTRが低い、かつ、広告費が比較的多い動画がある
状況に応じて運用を行います。
それぞれ詳しくご紹介します。
(ⅰ)そのキャンペーンが0CVの場合
キャンペーンの中にあった1つの広告セットを丸ごと停止します。
その広告セットにある動画のうち 『CVはしないがCTRが高い動画』 を抽出します。
次に、『CVはしないがCTRが高い動画のバリエーション動画』を3つ作り、キャンペーン内に新しく広告セットを作ってそこに入れて出稿します。
撤退基準内である限り、成績の良い動画を残して、成績の悪い動画を停止、これをひたすら繰り返します。
(ⅱ)そのキャンペーンが1CV以上している場合
1CVしたキャンペーンには、以降、新しい動画は入稿しません。
なぜなら、1CVしているキャンペーンに新しく動画をいれてしまうと、学習したCVパターンがズレて、そのキャンペーンの成績が悪くなるケースがあるためです。
1CVした時点で、広告セット内にある3つの動画のうち、CVしていない残りの2動画を止めて、広告セット内にはCVした1動画だけを残します。
あとは、撤退基準を超えるまで、上述したルールに沿って運用し、撤退基準を超えたところでそのキャンペーンは運用を一時停止します。
また、そのキャンペーンでCVが10~20CV程度溜まった場合、かつ、CVした時間や曜日、CVした人の年齢性別に共通項が見られる場合は、広告セットの設定で、
- 出稿時間
- 年齢
- 性別
を共通項の属性だけに絞っていきます。
(ⅱ)3動画を比較してCTRが低い、かつ、広告費が比較的多い動画がある
3動画を比較してCTRが低い、かつ、広告費が比較的多い動画がある場合、その動画を停止して、CTRの高い動画だけに配信を集中させていきます。
この時、キャンペーン単位でコンバージョンが無い場合は、CTRの高い動画のバリエーション動画を1~2本追加して様子を見ます。コンバージョンがある場合は、新しく動画を追加せず、今ある動画だけで様子を見ていきます。
tiktok広告の運用精度を高める厳選ノウハウTOP3
tiktok広告アフィリエイトで稼ぐための細かいノウハウが沢山あります。
その中から、私自身の実践経験をもとに『少ない労力で大きな稼ぎに直結するノウハウ』を以下3つ厳選しました。
- ノウハウ1.成約しやすい動画を量産するコツ
- ノウハウ2.成約しやすいCPMとCPCの存在について
- ノウハウ3.機械学習完了の目安について
それぞれ、詳しく解説致します!
ノウハウ1.成約しやすい動画を量産するコツ
成約しやすい動画を量産するコツは、比較的CPAが低い、かつ、CV数が多い動画広告を発掘したら、その動画のバリエーション動画をひたすら量産することです。
なぜなら、一度当たった動画広告に近い動画も、成約しやすい傾向があるからです。
また、バリエーションを作る際は、動画開始2秒までの部分を多めに差し替えると良いと考えています。
なぜなら、動画開始2秒の内容でその動画広告のターゲット(異なる年代・性別・趣味嗜好などの視聴者)が決まるのですが、(例えば、『30代のサラリーマンでワキガが気になる人集合!』みたいに)動画開始2秒を沢山差し替えることで、特定の属性ターゲットに偏った広告にならず(20代、30代、40代・・・会社員、OL、学生、主婦・・・など)様々な属性のターゲットに広告表示できるがゆえ、新鮮な動画広告としてみてもらえるため、その動画の寿命が延びると考えられるからです。
量産方法は、以下の項目を差し替えて量産します。
- 効果効能やオファーの表現
- BGM
- テキストの言い回し
- 撮影パターン
- 演者
(業界用語でこれを『こする』と言います。以下、『こする』で表現します。)
逆に、成約しにくくなったキャンペーンは停止し、成約しやすい動画が見つかったら『こすり動画』を徹底的に作りまくり、少ない費用で、沢山成約する効率良い広告を見つけていきます。
いくつかキャンペーンを運用してみて、成約する年代、性別、時間、曜日の『共通パターン』が見えてきたら、以降作成する広告セットは、その属性に絞って出稿し、さらに広告効率を高めていきます。
当たりCRに対する、こすり方法と効果の違いについて、私の肌感覚は以下の通りです。
- 台本は変えずに、FVの動画素材だけ差し替える ⇒ 効果大
- 台本全体の言い回しや順番を差し替える ⇒ 効果中
- 台本もFVも変えずに、BGMだけ差し替える ⇒ 効果小
ノウハウ2.成約しやすいCPMとCPCの存在について
アドアフィリには、『成約しやすいCPM』と『成約しやすいCPC』が存在すると考えています。
CV数が比較的多く、かつ、CPAが比較的低いキャンペーン(=成績の良いキャンペーン)のCPMとCPCを覚えておくと良いです。
成績の良いキャンペーンが複数出てくると、成績が良いキャンペーンのCPMとCPCの幅が見えてきますが、それが『成約しやすいCPM』『成約し明日いCPC』になります。
ある程度、この数値が見えてくると、例えば、新しいキャンペーンを出稿した際、成約しやすいCPM、CPCで推移しているから強気の日予算で出稿しよう等の判断ができ、より勝率の高い運用が可能になります。
ノウハウ3.機械学習完了の目安について
tiktok広告の公式サイトの情報では、最適化対象(キャンペーンまたは広告セット)について、1週間で50CV獲得すると機械学習が完了し運用が最適化されると言われています。
実際、50CV溜まったキャンペーンまたは広告セットは、安定してCV獲得しやすい印象があります。
とはいえ、日予算数万円レベルの運用では、1週間で50CV獲得は、案件にもよりますがハードルが高いです。
とはいえ、50CV獲得しなくても普通にCV獲得できるため、絶対に獲得しないと稼げない、という事ではありません。