【ネットビジネス自動化講座その2】クラウドワークスの外注活用でビジネス自動化の仕組みを構築する5つのステップとは?

外注活用・自動化戦略
記事を書いている人

けいぞう(@affizou1) 株式会社けいぞう 代表取締役1976年12月生まれ、埼玉育ち。16年間で様々な副業を経験、アフィリエイトが軌道に乗り40歳の誕生日に計画的に独立。現在8期目で無借金・黒字経営。従業員なし・PC1台、自由で身軽な生活を送っている。当サイト運営者。

実績&プロフィールの詳細

今日は、ネットビジネス自動化講座その2ということで、

「クラウドワークスの外注活用でビジネス自動化の仕組みを構築する5つのステップ」

についてお届けします。

ネットビジネス自動化講座その1では、外注化を成功させる6つの視点をお届けしましたが、今回は、もっと具体的に、「じゃあどういう手順で外注化を進めればいいの?」というお話をしていきます。

この記事のメリットは、クラウドワークスの外注活用によるビジネスの仕組化・自動化のステップを理解できることです。

クラウドワークスの外注活用でビジネス自動化の仕組みを構築する5つのステップとは?

ステップ1.手順マニュアルを作る

実は外注化の一番のキモは、この「手順マニュアルの作成」です。

1度マニュアルができれば、あとはそれをコピーして渡すだけで、外注さんに仕事を教える手間がなくなります。

また、外注さんとのやり取りを通じて、マニュアルの分かりにくいところや、情報の抜け漏れがあれば、都度、修正していくことで、外注さんとのやり取り回数も減り、納品物の質も高まります。

よって、採用すればするほど、仕事効率のレバレッジが働くようになります

特に、スライド作成とか、経験がないと、最初はとっつき悪いですが、ここは突破しておくと、その後のあらゆるビジネスで使える武器になるので、ぜひチャレンジしてください。

手順マニュアルを作る方法は、目的に応じて、複数あります。

具体的には、テキストマニュアル、スライドアニュアル、動画マニュアル、サイトマニュアル、この4つが基本で、目的によって使い分けていくイメージです。

1つずつ、詳しく解説します。

テキストマニュアル

メモ帳、WORD、グーグルドキュメントなどを使った、テキスト形式のマニュアルです。

メリット

メリットは、やはり手軽に作成できることです。

箇条書きで説明が完結できるような、単純作業ならサクッと依頼ができるのでお勧めです。私も、結構テキストだけで依頼することもあります。

デメリット

デメリットは、基本、文字中心なので、こみいった内容の場合、作業時間がかかる上に、内容が分かりづらくなってしまう事です。

クラウドワークスの仕事募集内容を書くフォームに、マニュアルの中身を書いてしまうと、他の発注者にノウハウが流出してしまいます

なので、その場合は、「詳細はメッセージでお伝えします」として、メッセージのやり取りで、詳しい内容を伝えます。

また、優秀な外注さんでリピート発注する場合、「スカウト」という募集手段を使って、他の人に、仕事内容が分からないように発注するのがポイント

グーグルドキュメントを使ってテキストマニュアルを作れば、URLを共有するだけで、マニュアル共有が可能なのと、音声入力もでき、作業効率もUPするので、ツールを使いこなせる人はおすすめです。

スライドマニュアル

パワーポイントや、グーグルスライドを使った、スライド形式のマニュアルです。

メリット

メリットは、スライドゆえに、画面キャプチャーに四角や矢印を入れながら、ビジュアル的に作業手順を明示できることです。

外注さんにとって、非常に理解しやすい上に、スライドを一覧で表示できるので情報の検索性も優れています。

デメリット

デメリットは、制作スキルが必要な事と、制作時間がかかる点です。

その点、会社員で、普段からパワーポイントを使い慣れてる人なら、有利ですね。普段の仕事のノリで、マニュアルを作ると、外注さんに分かりやすいマニュアルができます

けいぞう
けいぞう

私も、サラリーマンでずっとパワーポイントは日常的に使っていたので、個人的には、スライドマニュアルを作成する機会が多かったです。

これも、グーグルスライドを使うことで、URLの共有だけでマニュアルを渡せるので利便性が高いです。

ただ、個人的には、パワーポイントのほうが、現状、機能的に、細かい部分の作業がしやすい印象があり、パワーポイントで作成した上で、グーグルスライドに変換するのが良いかな、と思います。

動画マニュアル

mp4ファイルをそのまま渡したり、YOUTUBEなど動画サイトにアップして渡すパターンがあります。

メリット

メリットは、情報密度の濃いマニュアルが作成できるので、外注さんにとって理解が早いことです。

動画制作も慣れれば短時間でできるので、スライドマニュアルよりも短時間で密度の濃いマニュアルを作成できる事です。

特に、複雑な作業を依頼する場合は、動画でまとめるのが、早いうえに内容も分かりやすくておすすめです。

デメリット

デメリットは、経験がないと制作のハードルが高いのと、後日、内容の修正がしにくい点があります。

動画マニュアルが作れるようになると、YOUTUBERとしてもデビューできますし、5Gの普及によって、動画の時代になってきています。

動画による情報発信力は、今後の武器になるので、そういう目的をもって、動画マニュアル制作にチャレンジするのはありです。

サイトマニュアル

マニュアルの中身をサイトでまとめたものです。

主に、wordpressで制作するケースがほとんどです。

メリット

メリットは、テキスト、スライド、動画を、1つの流れでまとめることができ、また、バラバラのマニュアルを1つのURLにまとめることができるので、外注さんに渡す手間などもかなり楽になることです。

WORDPRESSなどでサイト作成した経験がある人なら、その延長でマニュアルを作れるハードルの低さもメリットになります。

デメリット

デメリットは、サイト制作未経験だと、制作のハードルは高いですが、今のビジネス、どの業態でも、基本的にサイト制作は絡んできますので、動画同様、サイトマニュアル制作にチャレンジするのはアリですね。

なお、「有料教材を渡す」のは危険なので、やめておいた方が良いです。

短期視点の人がやりがちなのですが、著作権のトラブルのリスクがあり、最悪、損害賠償につながります。

当然、マニュアルの作成能力もつかないので、長期的にみて稼げないです。

ステップ2.外注採用して、手順マニュアルを実践してもらう

実際に外注さんに使ってもらって、分かりにくいところや、内容の抜け漏れがあれば、マニュアルをブラッシュアップしていきます

これを考えると、個人的には、スライドマニュアルは、ブラッシュアップしやすいですし、外注さんも、分かりやすくておすすめです。

ステップ3.優秀な外注をディレクターに昇格させ、他の外注の管理を任せる

ここからは、マニュアルによる自動化の仕組みを拡大させ、レバレッジを利かせていくステージになります。

アフィリで、月数百万レベルであれば、ステップ2の対応を横展開するだけで到達できるでしょう。

一方、その上の月8桁レベルで稼いでいくには、ここからお伝えする内容を実践していくとで、達成できる可能性が高まります。

複数の外注さんを採用していくと、当然、レベルが高い人、そうでない人、というのが見えてくるわけです。

その中で、総合力が高い人・レベルの高い人、つまり、言われた事はキッチリこなす上に、想定以上の付加価値をつけて納品する人っていう「あたりの人」ってのが、個人的な経験ですと、数十人に1人くらいの割合で現れます

そういう人がみつかったら、その人に、外注採用の方法を教えて、採用から、ディレクションを任せていくと良いです。

ディレクションの仕事内容や報酬についても、クラウドワークスで別の人が募集している内容を参考に、決めていけばOKです。

一方、ビジネスパートナー化(利益折半など)する形もありえます。

私もいままで何人かビジネスパートナーとして、利益折半でやりましたが、この場合は、ある程度、個人事業をした経験があり、実績がある人であればおすすめです。

逆に、クラウドワーカーで超優秀な人でも、パートナーにした途端に、パフォーマンスが落ちるケースがあるので、注意が必要です。

結局、「経営者」と「従業員」の価値観とか考え方が違うのが原因だと、個人的には思っています。

クラウドワーカーは、基本的に、仕事をもらう、受注する、というスタンスがベースであり、「利益が不確定、努力しても1円ももらえないかもしれない」という仕事に対して、モチベーションが上がらないケースがあります。

けいぞう
けいぞう

自分も失敗したんですけど、100人に1人の逸材をライターさんで採用していて、彼女の記事だけで毎月、数百万円のアフィリエイト報酬をたたき出していました。

しかし、パートナーにした瞬間に、動きがとまってしまって、結局、もとのライティングもできなくなり、ご縁がなくなってしまった、という苦い経験がありますので、注意が必要です。

ステップ4.同じ要領で、複数のディレクターを採用する。

ステップ4・ステップ5は、これまでと同様の動きなので、さらっと説明します。

自分はシニアディレクターとして、複数のディレクターの育成管理を行っていきます。

例えば、

  • スプレットシートで、採用したディレクターが担当する外注一覧を作成したり
  • 各ディレクターが制作担当しているサイトの記事の制作の進行シートを作成したり
  • 全体を統括、進行管理したり

という動きをしていきます。

例えば、1人のディレクターに対して、3サイト担当してもらい、3人のディレクターを育てたとすると、3サイト×3人のディレクターで9サイトが、同時進行で制作が進むことになります。

1つのサイトにライターさんを3人担当させたとしたら、9サイト×3人=27人のライターさん、そして、3人のディレクターで、30人の外注さんがアクティブに動いている形になります。

単純に1人でやるのと比べると、30倍のマンパワーが得られる可能性があり、大きな利益を獲得できる可能性があります。

ただし、1段1段しっかり、効果を確認しながらステップアップしていかないと、適当な記事しか上がってこない状態になります。

「外注費はかかるけど、稼げないサイトばかり生まれる」という結果になるので、注意が必要です。

ステップ5.優秀なディレクターをシニアディレクターに昇格させる。

ここまで形ができれば、今度は、優秀なディレクターを1人、シニアディレクターに昇格させ、他のディレクターの管理、サイト設計、ASPとの打ち合わせ、全体統括などを任せていきます。

けいぞう
けいぞう

正直、自分は、ここまでの構築をした経験がないのですが、SEOだけで、月に数千万円稼いでいる知り合いは、ここまでやってました。

ここまでやり切ると、自分がいなくても、回っていく仕組みが完成します。

ただ、実際にどこまでやるかは、あなたのビジネスモデルの中身や、あなたの目指すところによって違っていいと思っています。

例えば、自分は生粋のアフィリエイターなんですが、アフィリエイトという仕事は、SEOとかリスティングとか、グーグルやヤフーがルールを突然変えて来る事があります。

そして、ある日突然、全く稼げなくなる場合が、結構普通にあるので、あまり組織を拡大させても、そうなった時に対応が大変だと思い、自分はここまではやってない、ということです。

ちなみに自分は、複数のディレクター採用までの組織構築をやっています。

また、PPCアフィリなどのレバレッジの高い手法であれば、外注0でも、たった1人で月利8桁の収益を、私自身、達成できており、実現可能です。

まとめ

今回は、「クラウドワークスの外注活用でビジネス自動化の仕組みを構築する5つのステップ」について、お届けしました。

1番目のステップとして、手順マニュアルを作る事を紹介し、テキストマニュアル、スライドアニュアル、動画マニュアル、サイトマニュアル、この4つの目的やメリット・デメリットをご紹介しました。

また、次のステップとして、実際に外注採用して、手順マニュアルを実践してもらい、その中から、優秀な外注をディレクターに昇格させ、他の外注の管理を任せます

一方、超優秀な人でも、パートナーにしたとたんに、パフォーマンスが落ちるケースがある、というお話をしました。

さらに、同じ要領で、複数のディレクターを採用し、優秀なディレクターをシニアディレクターに昇格させることで、ビジネス自動化の仕組みを構築できる、というお話でした。